紗帽山溫泉地區に行ってきました。

台湾は旧正月の真っ只中

中国もそうですが、台湾は旧正月は一年のうちで長めの祝祭日に当たります。
そんな中・・・自宅の給湯器が前触れもなく突然に壊れ、全くお湯が出ないというトラブルに見舞われました。
日本の年末年始のお正月同様、店や業者等は正月休みになっているところが多く、当然のごとく給湯器の修理屋さんも旧正月中はお休みとのこと。うちの給湯器さんも働きたくないらしい。

一瞬困りましたが、そういえば台湾は温泉あったな。と思い出し、連日のように台湾の陽明山付近にあるザ・ローカルな温泉地帯に湯に浸かりに行くことにしました。

お風呂は好きなので以前は頻繁に通っていましたが、コロナでここ数年は足を運べなかったエリアです。
台北市内から公共交通機関を使ってうまく乗り継げば40分〜1時間圏内、市内からタクシーで直行したとしても20分程で行ける所にある温泉地帯です。

今年の旧正月は長く、20日から29日まで修理業者さんは非営業とのことで、このエリアにある湯屋を回ってレポでもしようと思います。

本日は、川湯。【川湯温泉養生餐廳】

紗帽山/行義路溫泉地區-川湯温泉養生餐廳

川湯へのアクセス

川湯-階段を降りていく途中の提灯群

アクセスとしてはそんなに難しくないのが紗帽山溫泉地區(行義路溫泉區)。

MRT淡水信義線(赤色)上の、石牌駅、明徳駅、芝山駅などからバスが出ています。この温泉エリアには10軒程の湯屋がありますので、それっぽい建物が見えてきたなと思ったらバスから降りて歩きつつ、気になったところに入るのも一興かもしれません。行儀路一、行儀路二、行儀路三あたりで降りると色々物色できていいと思います。

さて、川湯へのアクセスですが一番迷わない方法はこちら。⬇︎

行儀路へ行くバス停(東華街公車站)
行儀路へ行くバスが止まるバス停(東華街公車站)
  • まずは先述したMRT淡水信義線(赤色)上の、石牌駅に行きます。
    (移動開始地点にもよりますが、区間20元:円換算レート4.5で約90円程)
  • 石牌駅の一番出口を出て、東華街一段に出ます。(目印:ケンタッキーフライドチキン)
  • 508(508區も◎)536、小8のバスいずれかに乗ります。
  • 行儀路三で下車。(行儀路二のアナウンスが流れたら下車ボタンを押すことをお勧めします)
  • バス停から30m程歩いたら脇に入る道(300巷)があるのでそこに歩いて入る
  • しばらく歩くと川湯の入り口に到着。

川湯:入浴料

個室と露天がありますが、いつも一人で行きますので大浴場(中国語表記”大衆池”)の方にしています。大体、この辺りの湯屋では安全規定上1人での個室入浴ができません。
また、台湾も食事を合わせて楽しむきらいがありますので大体の湯屋はレストランを兼ねて営業しており、10名以上の団体等であれば宴会用個室などの提供もあります。食事をする場合一人当たり400元消費すればお風呂券がサービスになりますが、今回は風呂だけ入りにきたので風呂のみのチケットを購入。一人250元(円換算レート4.5で約1,125円程)です。

8年くらい前はレートが3〜3.2あたりだったりしたので、なかなかに円安の痛みを知るわけですが、この辺りの相場は大体200〜250元です。

川湯:設備

引用:川湯溫泉養生餐廳公式ホームページ

支払いをしてチケットを受け取り、お風呂入口のカウンターに。
そこでチケットを渡すと、シャワーキャップ(女の人のみ)を渡されるのでそのまま暖簾をくぐり脱衣所へ。タオルを持っていない場合は入る前に購入します。

靴を下駄箱に入れ、コインロッカーに荷物を入れ、持参したシャンプー類と途中で買った水を持ってシャワーを浴びに行きます。
コインロッカーは1回の使用につき20元かかるので、貴重品や身の回り品等は入れておき、水の入ったボトルやシャンプー類、タオル類などは風呂場の棚に置いとく感じです。美容パックやハンドクリーム、オイル類はお風呂場を汚すリスクがあるので、脱衣所以外では持ち込んだり使わないようにと注意書きがあります。

お風呂場はこんな(⬇︎)感じで、露天になっています。
撮影が禁止のためこちらの画像二枚は川湯公式ホームページより引用しました。

引用:川湯溫泉養生餐廳公式ホームページ

泉質はこのエリアでは珍しい青硫黄泉。湯量が少なく希少価値が高い泉質の温泉ですが、川湯では贅沢な掛け流しを思う存分楽しめます。

ローカルな温泉で、北投エリアの方は観光客もたくさん見かけますが、こちらの行儀路温泉區はお客さんの99%くらいは台湾の方です。男湯は41〜44度、女湯は40〜43度。

8時半ごろ自宅をでたのに気づけば時間が経ってしまい、気づいた頃には12時を回っていたので帰りはタクシーで帰りました。温泉については公式ホームページに日本語で記載されているので割愛しますね。
気になる方はぜひ足を運んでみてください。

川湯溫泉養生餐廳
http://www.kawayu-spa.com.tw/
台北市北投區行義路300巷10號
TEL: 02-2874-7979
FAX: 02-2871-4857
Mail: kawayuspa@gmail.com